一年越しのリベンジです
去年は負傷し30k地点でのリタイヤ、DNFの汚名を今年は払拭しました!!
今年も天候には恵まれ超晴天の中開催です
1年間今日のためにリハビリ&トレーニングの日々でした
しかし、実は若干のコンディションに不調があったがもう行くしかありません
今年もこの晴天の連休の中、数千人の馬鹿・・・じゃなくアスリートがそれぞれの想いを胸に集結です
スタートして街中から登山道に入る中はシングルトラックになるため、大渋滞です・・・(>_<) 第一関門までは、流れて止まって、また流れての繰り返し そんな中、どのトレイルランニングのレースにも必ずいる輩が・・・ そう、並んでる横を(道でない、山道のちょっとせりあがったとこ)駆けて抜いていく者
「お---い!!なにやってんだ!!(ー_ー)!!」
と誰かに怒鳴られていました。
確かにレースですが、それでも暗黙のルールはあります。
基本的にシングルトラックで無理に抜かない、道が狭くなるなどやむ負えない箇所はおとなしく並ぶ、
そして追い抜きが可能な場所はせめて「右抜けま--す」など声をかける、です。
まぁしかもtopクラスでもなければ、まだまだ先は長く何時間もあるので
無理に数人抜いて、急いでもそう変わらないでしょう。
実はsnufknは右足首が早痛んで、「コツコツ行くしかない」作戦に切り替えました
まだやっつけるボス(山々)は沢山います
ただもくもくと昇り駆けての繰り返しです
夜間ステージに突入
去年リタイヤした「西原峠」に来た時は非常に複雑な想いでした
ここまできた安堵、この先への不安、通過できる状況である達成感、
20時にもなると各自、自分のペースで進みます
道の横の雑木林、熊笹の中に人が横になって寝ています・・・(しかも所々点々と・・。)
レースでなけでば間違いなく死体です
第二関門も通過し
皆ここまで数時間で、すでにいくつか山を越え精神的にも肉体的も疲労MAXにきているはずです。
しかも気温もさがり体力は間違いなく吸い取られています、必要なのは栄養(パワージェル)補給と暫しの休息・・・・。
ちなみに、snufkinも足の全てがツリ状態で、古傷も悲鳴を通り越し絶叫しているため途中の東屋で
ちょっと横になり休息・・・・
・・・すこし、寝てしまった Orz!!!
(まぁ実際は5-10分程度ですが)
危うく凍死!?するとこだった
休息は必要だし、休むと寒いし筋肉冷えるし
早く暖かい布団で寝たい・・・Orz
毎回レースで思う
「・・・・なんでこんなこと俺やってるんだろう・・・Orz」
そうだ!!
出発前に奥さんと子供から貰った
「くじけた時読む、元気がでる手紙」読もう!!
ジャッチャ、ッジャ、ジャンジャン、ジャ~ン!!(ドラえもんの曲頭の名中で)
「魔法の手紙~」
どれどれ・・・
「今 楽しんでる(^O^)?」
「・・・・・・・・・(・_・)。」
くじけた時に読む元気が出る手紙・・・・・・
「今・・・楽しい訳ないやろ------!!!」
・・・・・でも、元気でた。
勿論他にも暖かいメッセージはありましたよ。まぁ内容はプライベートなんで省略します。
でも、確かに元気でたから頑張れそう
snufkinとは発想の器が違った・・・
この後も初めての経験が、
走っていると道が波打って、視界が狭くなるのです
そう、走りながら半分意識朦朧と寝ているのです
やっとの思いで第三関門到着
すでにスタートから17時間経過、時刻は翌日の朝6時・・・・。
人生においてこんなに長時間運動し続けたことはないな
今年こそはやり遂げたい
最後まで行けるかな
足壊れるかな
・・・しんどい、辞めたい
色んな想いが交差するなかやっとここで
「完走、ゴール」
が明確に自分のかなに見えました
後は走り尽くすのみ
歩きたくはなかった、時間的にはこのままここからは歩いても間違いなくゴールに間に合う
しかし、それは自分の信念に反した
スタート時右手に娘から
「ガンバレ」のメッセージ
左手には自ら書いた
「信念」の二文字
(職場のトレーナーである○○さんごめんなさい)
「足が壊れても、大きな損傷になっても走り続けて、燃え尽きて、最後まで全て使い切ってやり遂げる」それが今の自分の信念
確かにここまで来れば「頑張った」ですむが
違う!!
「頑張った」ではなく「やり遂げた」が必要だったから
ラスト数10kは現在の状況で出せる全てを出した・・・・
今回の行程
総移動距離 71.5k
総計 時間 19時間 45分
消費水分 3.5L
補給食 パワージェル10本
おにぎり1個(1合)
カローメイト 1/2個
ゴール前やっと数時間ぶりに山々の自然の風景から、人工建造物のある町にはいった
無性に懐かしく感じた
色々考えていたが・・・
ゴールした瞬間・・・「無」
だった。
snufkinにしては珍しく泣かなかった
やっと今年が終わった
「達成感」
「感動」
「満足」
何もいい言葉が当てはまらない
しいて言えば
長い時間、沢山考える時間はあった、結果答えは
「無」
だった・・・。
多分道中で全ての言葉を清算したらしい。
もしかしたら、歩いてゴールしたほうが噛みしめて感動したかもです
日本山岳耐久レース(ハセツネ)の雑誌に
「特集:日本山岳耐久レース71.5kmの先に待つもの」
と書いてるのを、家族ぐるみでお付き合いいただいてる娘の同級生のお父さんが見つけて
「71.5kmの先に待つものって・・・!?」
と言っていた
自分も今回完走して初めて分かった
71.5lmの先に待つもの・・・・
それは・・・・
「信念」
順位であったり、時間であったり、仲間との完走であったり、己の挑戦であったり、毎年の恒例参加であったりと目的は人それぞれ
だけど皆、何か想い「己の信念」のもとに挑戦していると自分は感じた。
snufkinの信念も確実にそこにあった
最後にsnufkinを日々精神的経済的に支えていた家族や常に身体的にベストコンディションで行けるようリハビリやトーニンングにアドバイス、サポートしてくださったトレーナーのWさん、運転をすべて引き受けた友人、挑戦を応援してくださった方々に感謝したいです
本当にありがとうございました
snuhkinは間違いなく!!皆様のおかげで完走できました
そうそう
「71.5kmの先に待つもの」
番外編
・・・・・それは
全身筋肉痛 Orz
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